毎日来ている受験生を見て、1・2年生も何か感じるところがあるらしく、
授業以外の日にも来るようになります。
その子たちが受験生になると、毎日来るようになります。
またそれを見て次の学年が・・・と続きます。
一番の理由は、「家では勉強しないから」だそうです。
そもそも塾が開いている時間は、授業がなくても来ても良いことになっています。
自習をする場所を自習室と呼んでいますが、自習スペースという言い方のほうが合っていると思います。
何をするかは生徒それぞれ決まっております。
1・2年生の間は、授業中にはできないこと、
計算練習、英単語練習、漢字練習、理科や社会の一問一答などです。
他には、塾や学校の宿題、学校の単元テストの対策、英語検定対策、漢字検定対策、数学検定対策
をしています。
受験生になると
授業用のワークとは別に受験用ワークが配布され、
人によってはさらに補充問題集があります。
卒業時に持って帰る様子を見ると段ボール1つ分、
20冊くらいにはなるようです。(追加教材費は無料です)
ワークを渡す前にも後にも相談をします。解けない時は担当の先生に聞けます。
誰が、何を、どこまで進め、どのくらい理解しているのかを、塾長が把握するようにしており、
学年の受け入れ人数にも制限があります。
それぞれの理解度によって、個別指導が必要な時と集団授業が必要な時があるからです。
費用が同じだと即時対応できるので、教える側も困らないのです。
ここから先はお時間がある方へ
個別指導が必要な子には、勉強の習慣がついていない場合と
難問の解法を聞きたい場合の二つが挙げられます。
勉強の習慣がついていない場合は、
まず決められた時間に勉強をすることから始まり、
分かるようになってきたら、復習を習慣づけていきたいところです。
ただ、個別指導はその子のペースに合わせられるのが良い点ですが、
マイペースにこだわって伸びない子もいます。
「勉強したくない」を「できない」「わからない」という言葉で表現する子もいます。
また、最近の子供たちが言う、「自分はやっている」 と、
周りの 「やっている」 に大きな差があるように思います。
集団の中で自分を客観的に見られるようにしてあげなければ、入試にも試験にも間に合いません。
例えば、歴史100問のテストを行った場合、自分の正答数が50問の時、
いい方なのか悪い方なのか、一人ではスタートラインがはっきりしません。
みんなより書けた、誰も書けなかったところが書けた、全然書けなかったから次は頑張ろう
反省と目標とライバル
成績向上に欠かせない要素です。
次に高校生や難問に取り組みたい中学生です。
「自分の聞きたいところだけ聞きたい」
要望がはっきりしている高校生はほとんどが個別指導です。
学校よりも早く進みたい、
急に分からなくなった、
学校の問題集が解けない、
学校のテストの点数が悪いなど
自分の問題点を理解している場合が多く見られます。
中学生は、入試前に「一人でやりたい」という希望が出てきます。
過去問が解けない、分かっているつもりでやってきたところがある、など。
また、勉強の習慣があっても一人で頑張ってきた子たちは、
効率の良い計算方法や解き方、考え方があることを知らないことがあります。
塾では、問題によっては高校で習うことを教え、速く正確に解けるようにしているからです。
塾のシステムにこだわって、子供たちの「今すぐ知りたい」を逃したくはありません。
費用が同じだと即時対応できるので、教える側も困らないのです。